メタボ撃退のための食事、上級編の2

メタボ撃退のための食事管理もいよいよクライマックスです。


運動と食事の改善は、メタボリックシンドローム解消または予防のためにできることです。

ここでは食事の注意点を紹介していきたいと思います。

食事管理の上級編です。



・血糖値というのを理解しましょう。

食事に関してはかなり詳しくなり、メタボリックシンドローム撃退のための知識についてもばっちりですよね。

今度は、もっとがんばると代謝が上がる方法というのを実践してみましょう。

血糖値が下がると、空腹を感じるようになります。

血糖値が上がると、満腹感を感じるようになります。

満腹感を感じてゆっくりと血糖値を上げ、だんだん下がってきたら次の食事になり、また血糖値を上げます。

この間というのは、だいたい5〜6時間ぐらいです。

時間がなかったときには、おにぎりだけ間で食べて、後でおかずを食べればいいので、この血糖値をポイントにしてみましょう。

メタボリックシンドロームの危険があるという人は、このタイミングを見逃してしまい大食いしがちです。

特に注意しましょう。


自分自身、強い意思をもちメタボリックシンドローム予防を心がけましょう。



・油には敏感になりましょう。

特に外食が中心の食生活だと揚げ物を避けていたとしても、油を使った料理というのは以外と多いし、どのくらい使われているのかわかりませんよね。

目安としては、油で炒めるチャーハンや焼きそば、餃子などはたくさんの油が使われている可能性があります。

後、食材に含まれている脂にも注意が必要です。

青魚の秋刀魚やさば、ぶりなどは、脂が乗っているというぐらいですから、カロリーというのは結構高めです。

半分ぐらい残すか、切り身が食べたいのならば、白身の魚(鮭やカレイなど)を選びましょう。



  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月21日06:17

メタボ撃退のための食事、中級編の2

メタボ撃退のための食事・中級編について引き続きお話ししていきたいと思います。

運動と食事の改善は、メタボリックシンドローム解消または予防のためにできることです。

ここでは食事の注意点について紹介していきます。


・揚げ物は控えめにするようにしましょう。

揚げ物は、カロリーを控えめにしてメタボリックシンドロームを予防・改善するためにはなるべく減らすにこしたことはありません。

週に2〜3回ぐらいにとりあえずしておきます。

揚げ方も注意が必要なんです。小麦粉、卵、パン粉というとんかつなどのような王道のフライというのが最も高カロリーです。

一番カロリーが低いものは、何も衣をつけないで揚げる素揚げです。

また、揚げる具材も重要になってきます。

魚でもカキフライやアジのフライなどは意外と高カロリーなんです。

野菜でも揚げ物にしてしまうと油の吸収率が高くなってしまうため、過剰の油を摂取してしまうことになります。

またもちろん衣が厚いほうがだめなので、自分で作る場合には、薄めにしましょう。また、買ってきたものを食べるときには、衣を少し落としてから食べるといいでしょう。

揚げ物が大好き!という人にはちょっとこくかもしれませんが、メタボリックシンドローム予防・改善のためです。
頑張りましょう。


・おかずの中でも肉の量を注意しましょう。

魚と肉、どちらがカロリーが高いかといったら、もちろん肉のほうなんです。

脂質が多く、血液をどろどろにしてしまう原因にもなっています。

でも全く食べないというのは今までの食生活でも無理かもしれませんよね。1日1食にするように心がけましょう。

肉というと、とんかつやしょうが焼きなど肉そのものだけ注意しがちですよね。しかし、ハムやベーコン、ソーセージなども肉なので注意が必要なんです。

食事メモを見ながら注意するようにしましょう。


  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月20日13:19

メタボ撃退のための食事、中級編


メタボ撃退のための食事・中級編についてお話ししていきたいと思います。

運動と食事の改善というのは、メタボリックシンドローム解消または予防のためにできることです。

メタボリックシンドローム解消や予防のためにどちらも必要なことで、どちらか1つが欠けてもうまくいきません。

ここでは食事の注意点を紹介していきます。


・食べたものや飲んだものをきちんとメモしましょう。

少し前にも話題になったのですが、「書くだけのダイエット」というものがあります。

毎日体重を計るのと同じで、食べたものや飲んだものを時間と一緒に記入します。

ダイエット手帳やメタボリックシンドローム用の「メタボ手帳」というのもありますが、スケジュール帳などにメモする程度でもOKなんです。

お菓子や間食なんかもきちんと正直に書きましょう。

慣れてきたら食材ごとに書いたり、野菜が含まれているかなどのチェックもしていきましょう。


・食べ過ぎた時には次の食事からコントロールするようにしましょう。

ちょっと食べ過ぎたな〜というときがあったり、断れない飲み会というのもあるかもしれません。

そんなときはあきらめないで、コントロールを次の食事からします。

夕食を食べ過ぎたならば、特に次の日の朝食と昼食を控えめにします。

それで結果を見て、戻っていないなら、カロリー控えめの食事をもう少し続けます。

食べた物をメモしていたら、目立つ印をつけたりしておきます。ここまで食べたら体重が増える!ということを忘れないようにしておきましょう。

メタボリックシンドローム予防のためにできることから少しずつはじめていきましょう!


いきなり頑張りすぎても良い結果はでませんよ。
  
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Posted by shizuoka2008. at 2008年11月20日07:14

メタボ撃退のための食事、上級編

メタボ撃退のための食事、上級編


メタボ撃退のための食事についてお話ししていきます。

メタボリックシンドローム解消または予防のためには、まずは運動と食事の改善などできることから始めましょう。

ここでは食事の注意点を紹介していきたいと思います。

食事管理の初級がうまくできるようになってきたら、次はいよいよ上級編です。



・野菜を必ず多くとるようにしましょう。

野菜というのは、食事バランスで重要なものです。

野菜は、食事摂取基準として、350gの野菜を食べましょうとされています。

このうち120gが緑黄色野菜、230gがその他の野菜です。

といっても野菜というのは、生のままだとかさは膨らみますが、食べられません。

まして毎日となるとやっぱり大変なので、大量にスープを作ってストックするとか、野菜ジュースなんかで野菜をしっかりと摂りましょう。

味噌汁などにも野菜を上手に使うと、350gの目標はクリアできそうです。

メタボリックシンドローム解消のためにも、野菜を中心とした献立をしっかりと考えましょう。


野菜中心とした献立は健康の維持にもつながります。




・食事の献立もしっかりと考えるようにしましょう。

食欲もだいぶコントロールできるようになってきたはずです。

食事メモを主菜、副菜、主食、汁物、飲み物としましょう。

炭水化物のご飯、パン、麺などを主食とします。

主菜は、肉、魚、卵、大豆などのたんぱく質を中心とした料理です。

ビタミン、ミネラル、食物繊維などの野菜、海草などを副菜とします。

食事の理想は、和食中心の一汁二菜です。

「食事バランスガイド」など農林水産省が推進しているものを参考にし、バランスよく献立を考えていきましょう。

メタボリックシンドローム撃退のために食事に十分気を使えば、健康状態もよくなりますよ。


  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月19日11:31

・メタボ撃退のための食事、初級編の3

メタボ撃退のためには食事に際して、一体どんなことに気をつければいいのでしょう。
今からメタボ撃退のための食事についてお話ししていきます。

メタボリックシンドロームの解消、または予防のためには、運動と食事の改善がとても重要になってきます。


食事の注意点をここでは紹介したいと思います。

・普段の飲み物を見直しましょう。

これからの暑い季節というのは、のどが渇いたら清涼飲料水、寒い冬は、ミルクとたっぷりの砂糖の缶コーヒーというのではカロリーがちょっと多いです。

コーラはMサイズで127kcalもあるし、果汁入りの清涼飲料水というのはスティックシュガー17本分の糖分が含まれています。

缶コーヒーは、1缶だけでも50kcalもあります。

習慣でついつい毎日何回も自動販売機で購入してしまう人なんかは、回数を減らしたり、水やお茶などに変えるといった努力をしましょう。

メタボリックシンドローム予防および生活習慣病予防というのは、ちょっとした日常の注意が大きく左右してしまうんです。

無意識でしていることは、できるだけ注意して、メタボリックシンドロームを自分自身で予防しましょう。


自分自身の意識がかわるとメタボリックシンドロームを自然と予防できるかもしれませんね。


・食事のリズムを整えましょう。

これは、朝.昼・晩と3食はきちんと食べるということです。

同じ時間帯にできれば食べましょう。

夜は仕事などで同じ時間帯にはなかなか食べられないという人は、食べる量を調節して、朝と昼は同じ時間になるべく起きて食べるようにします。

食事の間隔があきすぎてしまうとエネルギーが脳にいかなくなってしまい、仕事の効率も下がってしまいます。

また逆に、間隔が短すぎると余分なエネルギーが消費されないまま次の食事になってしまうので、余ったエネルギーが脂肪になります。

生活と食事にリズムを持つことが、メタボリックシンドローム撃退の基本です。


 


  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月18日06:58

内臓肥満

内臓肥満という言葉、聞いたことありますか?

内臓肥満がきっかけでメタボリックシンドロームというのはおこります。

「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」という2つのタイプが肥満にはあります。

メタボリックシンドロームというのは、「内蔵脂肪型」の肥満の場合に予備軍もしくはメタボリックシンドロームにかかっているという危険性があります。

中年以降の男性に多いといわれる「内臓脂肪型」の肥満は、下半身よりお腹周りを中心に全体的にぽっちゃりしている体型です。

ウエストがどーんと出ている肥満体型で、ビール腹ともいいます。

また、リンゴ型とも言われています。

この体型というのは、上半身が太っていて、足は細かったりします。

判断は、CTで腹部の断面を見て診察します。

内臓脂肪型肥満というのは、内臓脂肪面積が100平方センチ以上の場合に診断されます。

最近の医学の研究で、特に生活習慣病と関係があることが指摘されているのが、同じ肥満でも内臓の周囲に脂肪が多くついている内臓脂肪型肥満なんです。

生活習慣病というのは、動脈硬化、糖尿病などです。

また、隠れ肥満である人も多いといわれています。
今のところ、これらの生活習慣病だと診断されていなくても、無理なダイエットの反動や運動不足から内臓脂肪が増えるということが原因のためです。
何か症状がでてから気が付くという人もいます。

特にこんな人は要注意です。全身では決して太っていないのに、お腹だけがぽっこり出ている人。

内臓脂肪の特徴というのは、付きやすく、落ちやすいということです。


あなたの体型、大丈夫ですか?  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月17日21:48

メタボリックシンドローム人口

日本人のメタボリックシンドローム人口というのはどれくらいなんでしょう。

体重だけでなく、お腹周りがどれだけでているか、ということに注目されているのがメタボリックシンドロームです。

内臓脂肪というのは、直接反映してしまうのがお腹周りになんです。

メタボリックシンドロームの診断基準というのは、男性85センチ、女性90センチ以上の腹囲であり、高血糖、脂質代謝異常、高血圧のなかであたっているものがあるかを調べます。

あてはまるものが1つの場合というのはメタボリックシンドローム予備軍で、2つ以上該当するときにはメタボリックシンドロームと思われます。

国民健康調査には、年齢別メタボリックシンドロームとその予備軍の患者数の割合が平成18年に統計されています。

まずメタボリックシンドロームと思われる患者数というのは、男性、40~49歳が19.3%、25.5%が予備軍です。

患者数3.1%は女性、2.2%が予備軍です。

患者数、25.1%というのは50~59歳の男性で、27.1%が予備軍です。

患者数が8.4%というのは女性で、11.3%は予備軍です。

患者数が26.5%は60~69歳の男性で、27.5%は予備軍です。

患者数は16.4%は女性で、9.7%は予備軍です。

患者数28.7%は70歳以上の男性、23.6%は予備軍です。

患者数が21.5%は女性、8.5%は予備軍です。

この統計によると、40歳を過ぎると、50%近くを占める男性は、メタボリックシンドロームの患者および予備軍が2人に1人、女性は5人に1人がメタ
ボリックシンドロームの危険性があることになります。

今のうちから内臓脂肪というのには、特に要注意ですね。


内蔵脂肪について少しでも気にとめておきましょう。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月16日22:28

メタボと皮下脂肪

今から皮下脂肪についてお話ししていきます。

肥満のタイプには、大きく分けて2つのタイプがあります。

1つ目のタイプは、「内臓脂肪型肥満」といって内臓の周りに脂肪が付くというタイプです。

2つ目のタイプは「皮下脂肪型肥満」というタイプです。

皮下脂肪がつきやすいのは女性で、つきにくいという脂肪なんですが、一度ついてしまうとやっかいでなかなか落ちないんです。

メタボリックシンドロームというのは、その多くが内臓脂肪型肥満の人と考えられています。そして女性の場合には、皮下脂肪がつくとともに内臓脂肪も付きやすいので注意が必要になってくるんです。

皮下脂肪というのは、下半身、特に下腹、お尻、太ももにつきやすい脂肪なんです。

洋ナシ型肥満とも言われています。

ある程度必要という皮下脂肪は、少なすぎても健康的とはいえません。

メタボリックシンドロームになりがちの要注意な人というのは、お腹がぽっこりしている人と考えがちですが、それだけではありません。

メタボリックシンドロームは、血糖、中性脂肪またはコレステロール値、血圧で正常値を超えるものが2つ以上だと診断される基準となっています。

血液検査の数値を皮下脂肪型肥満の人も気にする必要があります。

また、「メタボリックシンドロームの予備軍に今回の検査の数値では入らなかった」という人でも、今後の生活態度によってはさらに皮下脂肪型肥満が進んでしまったり、内臓脂肪型肥満になってしまう場合も考えられます。

メタボリックシンドロームが気になったときこそしっかり理解するチャンスですね。


そのチャンスを逃さずメタボリックシンドロームについての理解を深めてください。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月15日21:51

メタボ度チェックその2

メタボ度チェック、したことありますか?

メタボリックシンドロームというのは、血圧や血液検査を健康診断などでしないと数値がわからないので自分がメタボリックシンドロームかどうかわからないという人が多いと思います。

また、40歳未満の人は健康診断でも検査項目に含まれていないので、メタボリックシンドロームの危険因子がないか生活習慣をチェックして調べてみましょう。

次のうち当てはまるという項目はいくつありますか。

・おへその周りを計って、男性なら85センチ以上、女性なら90センチ以上ある
・お腹いっぱいになるまで食事を食べる
・味付けの濃いもの、甘いもの、塩辛いものなどが好き
・揚げ物や肉が好き
・いつも夕食が遅くなりがちで朝食は食べないことが多い
・1日に1万歩は歩いていない・間食をする、または家には買い置きが必ずある
・定期的な運動をしていない
・最近、体重を計っていない
・食事では野菜を食べるようになどほとんど意識していない。

この項目の中でいくつあてはまりましたか?0~1個という人は、とりあえずメタボリックシンドローム安全圏です。

2~4個という人は、メタボリックシンドローム警戒圏です。

体重を計っていないとか、意識して食事のメニューを考えていないという人は、一気に進行してしまう可能性ありです。

5~7個という人は、メタボリックシンドローム予備軍です。

生活を今すぐ改善しましょう。

8個以上という人は、すでにメタボリックシンドロームです!病院で早く診断を受けたり生活を改善する必要があります。


あなたは 何個当てはまりましたか?  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月14日22:32

生活習慣病

生活習慣病、ここ数年、私たちがよく耳にする病気の1つです。

生活習慣病というのは、大きな原因が生活習慣の1つでもあると考えられる病気の総称です。

「体の負担になるような生活習慣」というのを続けることによって引き起こされます。

この生活習慣病というのに肥満を併発している場合なんかには、メタボリックシンドロームと診断されます。

具体的にいうと、糖尿病、脂質代謝異常症、高血圧といったものなどがあります。

特にこの3つの症状というのは、自覚症状があまり出ないという場合が多くて、そのままにしてしまっている人が多いようです。

そして、動脈硬化や心疾患を引き起こす結果となってしまうので、現在の日本人の死亡原因であるがん、脳疾患、心臓病というのも生活習慣と大きな関わりがあることがわかっています。

以前は成人病といわれていたのですが、年齢を重ねて発症すると考えられていたのがその理由です。

「食生活の乱れ」「運動不足」「過度のストレス」「喫煙」「過度の飲酒」「睡眠不足」などが生活習慣病になる原因だといわれています。

確かにどれも体にいいものではないですよね。

もちろん個人差も大きいです。そして、少しの量でもかかる人もいます。

このような習慣を長期間に渡って続けていると、症状が一時的だったはずがいつの間にか慢性化して生活習慣病、肥満も加わってしまいメタボリックシンドロームになってしまうのです


生活習慣病というのは、30代から40代ぐらいの人にかかることが多いようです。

ただ最近では、子供の糖尿病患者が急増しています。それは、食生活の大きな変化や運動不足などが原因とされています。

メタボリックシンドロームを引き起こさないためにも日頃からの生活習慣をしっかりと見直すようにしましょう。


早めの見直しが、メタボリックシンドロームの予防になりますよ。
  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月14日22:22

メタボと高血圧

高血圧についてお話ししていきます。

メタボリックシンドロームの診断基準のひとつには、「高血圧かどうか」というものがあります。

メタボリックシンドロームというのは、肥満にプラスして高血糖、脂質異常、高血圧、いずれかの症状がある状態なのです。

高血圧というのは、高い血圧が続くことによって血管や臓器に障害が起きる病気です。

心臓が血液を送り出すときにかかる血管内の圧力のことを血圧というのですが、心臓が収縮して血液を送りだすときを最大(収縮期)血圧、心臓が拡張したときを最小(拡張期)血圧とします。

正常血圧とされているのは、収縮期(最大)血圧が130mmHg、拡張期(最小)血圧は85mmHg以上という範囲内であればです。

これ以外の値の場合には、メタボリックシンドロームと診断されるのです。

最も好ましいという値は、120mmHg/80mmHgです。

高血圧というのは自覚症状があまりありません。そのため、気づきにくい厄介な病気なんです。

何も治療しないでいると動脈硬化が進んでしまいその結果、脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる病気になってしまいます。

高血圧の原因というのは1つに断定はできません。

両親からの遺伝もあるとされていますし、日常生活の食事やストレスなども原因の1つになっています。

また、食塩などの塩分の過剰摂取というのも高血圧を引き起こす原因とされています。

日本人は世界でみても高血圧の人が多い国です。その原因は、伝統的に食べ続けている漬物、梅干、魚の干物や塩焼きなど食生活なんです。

メタボリックシンドロームにならないためにも高血圧には特に注意しましょう。


今のあなたの生活習慣でも大丈夫かぜひチェックしてみてください。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月13日21:55

メタボ度のチェック

今からメタボ度のチェックについてお話ししていきます。

メタボリックシンドロームには実際にメタボであるかどうかの診断基準というのがあります。

まずはウエストの周囲径を測定します。

ウエストの周囲径というのは、胴の一番細いところではなく、おへその高さの部分の周りを測定します。

内臓脂肪が蓄積されているといえるのは、85センチ以上は男性、女性は90センチ以上あった場合です。

このサイズ以上あった場合には、内臓脂肪がなんと男女ともに10平方センチメートル以上あるということなんだそうです。

それから内臓脂肪に加えて「脂質異常」「高血圧」「高血糖」の3つのうち2項目以上当てはまる場合には、メタボリックシンドロームと判断します。

「脂質異常」というのは、150mg/dl以上の中性脂肪値または(かつ)40mg/dl未満のHDLコレステロール値であった場合です。

「高血圧」というのは血圧を測ります。

収縮期の血圧が130mmHg以上または(かつ)拡張期血圧85mmHg以上であった場合です。

「高血糖」というのは空腹時の血糖値が110mg/dl以上であった場合です。

メタボリックシンドロームが危険であるという点は、こうした病気が1つではなく、合併して発症してしまうということで、命を脅かす動脈硬化や心臓血管系などの病気になるという点です。

今のところは1つだけで、メタボリックシンドローム予備軍であったり、数値はなんとかセーフという人もひとつでも危険なものがあると関連しているものなのでやがてはすべの数値が危険になるということが考えられます。

次々とドミノのようなかんじに表れるので、これを「メタボリックドミノ」ともいいます。


「メタボリックドミノ」にならないためにもメタボリックシンドロームをしっかり予防していきましょう。
  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月13日09:18

メタボと高血糖

高血糖について今からお話ししていきます。

メタボリックシンドロームには診断基準のひとつに、高血糖かどうかというものがあります。

肥満にプラスしていずれかの症状(高血糖、脂質異常、高血圧)がある状態というのがメタボリックシンドロームなのです。

血液中のブドウ糖が高くなるという高血糖は、いろいろな病気を併発する危険性があります。

空腹時の高血糖が110mg/dL以上。これはメタボリックシンドロームと診断される血糖値の基準です。

高血糖から発病する最も有名病気というのは、糖尿病です。

世界では1億8000万人以上いると推定されています。そして日本でも700万人の患者がいるといわれています。

血液の中では、ブドウ糖が一定の量溶けていてエネルギーとして使われます。

この糖の濃度というのは、インスリンなどのホルモンによってコントロールされます。しかし、このインスリンがうまく働かなくなると血糖の量が多くなってしまいます。

これが高血糖です。慢性化してしまうと糖尿病となります。

高血糖の人が肥満になると血中のインスリンが効きにくくなるといわれています。ですから肥満と高血糖というのは、メタボリックシンドロームと診断されます。

血糖値が上がる原因としてはさまざまなものがあります。例えば、過食、ストレス、運動不足などです。

自覚症状というのはあまりありませんが、疲労感がある、のどが渇きやすい、目がかすむ、夜間に尿の回数が増えるなどの症状があった場合には糖尿病の危険性があります。


自覚症状がでたときにはすぐに対応するようにしましょう。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月12日22:36

身長とカロリー摂取量の関係

カロリーというのは身長によって摂取量が違うということ、ご存知でしたか?
今から「身長からカロリー摂取量を決めること」についてお話ししていきます。

メタボリックシンドロームの人・予備軍の人というのは、まず肥満を解消することからのスタートです。

ダイエットというと無理な断食や相当量の運動が必要だと思う人もいるかもしれません。しかし、食生活をまずは見直すということでかなりウエストが細くなると思います。

食事の改善というのは、1日の摂取カロリーから計算してから考えましょう。

まず計算するのは、身長から標準体重です。

標準体重というのは、統計的に死亡する確率が一番低い理想的な体重のことをいいます。

身長(m)×身長(m)×22です。

そしてカロリー摂取の目標値(kcal)というのは、5%体重を減らしたいときには標準体重(kg)×25、現状維持の場合には標準体重(kg)×30で出します。

例えば身長が170センチの人の場合というのは、標準体重が1.7×1.7×22=63.6kgです。

5%の体重を減らしたいときには、63.6×25=1590kcalというのを1日の摂取カロリーの上限とします。

このカロリーだけでなく、バランスも考えて食事をするのが本当はいいのですが、最初からがんばりすぎると続かなくなってしまいます。

最初は、カロリーだけきちんと考えればいいでしょう。

1ヶ月でだいたい5%ぐらい体重が落ちるので、効果てきめんです。

過食していたという人は、とくにお腹が空いてしまうのが辛いかもしれません。でも、腹6分目というのを心がけてガマンするとすぐに慣れてきます。

胃が小さくなるというか、小食に慣れてくるかんじなのです。


まずは小食に慣れましょう。
  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月12日11:52

メタボと高脂血症(脂質代謝異常)

高脂血症(脂質代謝異常)について今からお話ししていきます。

高脂血症(脂質代謝異常)かどうかというものがメタボリックシンドロームの診断基準のひとつにあります。

高血糖、脂質異常、高血圧、いずれかの症状が肥満にプラスしてある状態がメタボリックシンドロームなのです。

高脂血症というのは、血液中に含まれている脂質が過剰または不足しているという状態です。

高コレステロール血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症などの種類が高脂血症にはあります。

日本動脈硬化学会が日本における診断基準をWHOが出している高脂血症の基準をもとに定めています。

メタボリックシンドロームの診断基準では、150mg/dL以上のトリグリセライドかつ、または40mg/dL未満のHDLコレステロールの場合です。

トリグリセリドというのは、血液中に含まれる中性脂肪の1つです。

この数値が150を超えてしまうと高トリグリセライド血症と診断され、メタボリックシンドロームの基準にひっかかってしまいます。

国民栄養調査というのが1997年に行われましたが、日本人の男性の45パーセント、女性
の33パーセントが該当するとされています。

内臓脂肪型肥満という人に多く、そこからメタボリックシンドロームとの関連性が指摘されたのです。

もうひとつ、HDLコレステロールというのは低すぎる場合、問題になります。

高比重リポ蛋白が血液中に少なければ脂質異常症です。

コレステロールを排除したり、動脈効果を抑える働きをしてくれます。


高脂血症(脂質代謝異常)にも十分注意しましょう。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月11日21:58

メタボリックシンドローム解消のためのダイエット

あなたは「メタボ」ではないですか?

自分のウエストの周りを計ってみて、「メタボリックシンドロームかも」と思ったら、メタボリックシンドローム解消のためにダイエットを始めましょう。

ダイエットというより肥満を解消するのです。

メタボリックシンドロームの人というのは「別に痩せなくてもいい」といってなかなかダイエットに取り組まないことがあります。しかし、メタボリックシンドロームというのは、命にかかわる病気を引き起こしてしまう危険性が高いのです。ですから、ある程度健康体にならなくてはだめなんですよね。

そのためにはまず、食事でカロリーを減らす、もしくは運動でカロリーを消費するようします。

どちらにしても食生活の改善がとても重要なものになってきます。

そして一番簡単であり効果的です。

メタボリックシンドロームの診断基準にひっかかったり、予備軍といわれる人たちというのは、長い間過食、高カロリー食、間食に慣れている傾向にあります。

遅い時間に食べていたり、アルコールの過度の摂取など生活習慣全体をしっかりと見直す必要があるのです。

過食などをそのまま放置してしまい運動だけしたとしても、簡単にはやせないのです。

もちろん、運動も必要です。おなか周りについた内臓脂肪を減らすためには、食事のカロリーをしっかりと抑えることと同時に行う必要があります。

でも食事の見直しをしたほうがカロリー摂取を簡単に抑えることができます。

身長で計算して、1日にどのくらいのカロリー摂取にすればいいか数字をはっきりと出してみましょう。


カロリー摂取量が明確になれば、間食や過食など自然とストップできるのではないでしょうか。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月10日21:21

メタボ撃退のための食事 その2

メタボ撃退のための食事についてさらにお話ししていきたいと思います。

メタボリックシンドロームの解消または予防のためにできることというのは、運動と食事の改善です。

ここでは食事の注意点について紹介していきます。

夕食のメニューと時間帯について考えましょう。

初級編でお話しした「朝食を食べる」ということにつながりますが、カロリーの高いものを遅い時間に食べていては、メタボリックシンドロームの解消というどころかさらに内臓脂肪が増加してしまいます。

「寝る3時間前には夕食を食べ終わる」ということをよく言われますよね。

夜というのは、消化器官を含めて体を休息させたいのです。どうしても夜遅く夕食をとらなくてはいけないというときには、消化がいいメニューのもので低カロリーになるものを選ぶようにしましょう。

9時を過ぎたならばご飯を茶碗半分にするとか、10時過ぎたならサラダとご飯にします。

食事の時間帯と同様に大切なものが、食事にかける時間です。

早食いだとどうしても大食いになってしまってメタボリックシンドロームになる原因にもなりがちです。

「お腹がいっぱい」と満腹中枢が感じるまでには、食べ始めてから20分はかかります。

ですから20分以内に食べ終わってしまうと、必要な量を食べていても満腹感を感じないのでつい食べ過ぎてしまいます。

時間をかけて食べるということは、よく噛んで食べるということで唾液をたくさん出すことになります。

唾液というのは、胃酸を適度に分泌して消化をよくしてくれる働きがあるります。そして、エネルギーを全身に運んでくれます。


食事について理解できましたか?今のあなたの食事の仕方について、しっかりと見守っていきましょう。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月09日21:23

メタボ撃退のための食事

メタボ撃退、したいですよね。
今からメタボ撃退のための食事についてお話ししていきます。


運動と食事の改善をすることによって、メタボリックシンドローム解消、または予防するということができます。

ここでは食事の注意点について紹介していきます。

まずは1つめ。


毎日体重をきちんと計りましょう。

最近、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病予防だけではなく、バナナダイエット・計るだけでダイエットとしてブームになったのですが、毎日体重を計るということは簡単なことなんですがとても効果があります。

できれば朝晩の2回、少なくとも同じ時間帯に1回は必ず計るようにしましょう。

昨日よりも体重が増えてしまっていたら、「ちょっと食べ過ぎたかな」少しでも減っていたらとてもうれしくて「今日もがんばろう!」という気持ちにしてくれますよ。



朝食をしっかりと食べましょう。

今幼稚園や小学校でされているという食育教育は「朝ごはんをしっかりたべましょう」ということです。

朝食をしっかり食べておかないと、頭も体もしっかりと機能しないからなんです。

子供のころはしっかりと朝食は食べていたけど、大人になって食べる時間がなくなって・・・という人なんかは簡単なもので十分です。

バナナなどのフルーツやヨーグルト、シリアルなんかを食べましょう。

糖質というのは、早く体に吸収されてエネルギー源になります。

時間があれば、トーストや卵、糖質にたんぱく質をプラスしたり、ご飯と納豆などを食べましょう。

たんぱく質を消化するために、さらにエネルギーを使います。

そうすれば体温も上がって、脳も体も午前中の早い時間から活発に働いてくれます。

メタボリックシンドロームの解消のためには、簡単にできることです。


簡単にできることからまずは始めてみましょう。  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月08日22:00

メタボ検診その3

メタボ検診についてもう少しお話ししていきたいと思います。

メタボリックシンドロームだとメタボ検診と問診などによって診断された場合には、予備軍の人の「動機付け支援」ではなく「積極的支援」を行います。

メタボリックシンドロームは、動機付け支援にプラスして定期的、また継続的に支援を行っていくことで行動目標を修正しながら改善をjavascript:designmode('entry_body')はかるものです。

1人20分以上、もしくはグループなら8人以下で80分以上の時間をしっかりととり、最初の面談で「特定保健指導支援計画」を作成します。

これは対象者の行動をふまえて行動目標と行動計画をより実現できるように考えます。

定期的に支援というのは、3ヶ月以上の期間にわたって行われていきます。

そしてこの支援には、2つのタイプがあります。

1つ目は「積極的関与タイプ」というもの。

行動計画の実施状況を確認していき、実践的な指導を継続します。

また、中間評価も行います。

もうひとつのタイプは「励ましタイプ」というものです。

こちらのタイプは、ほめたり励ましたりしながら支援していきます。

どちらもポイント制になっているんですが、厚生労働省健康局では、電話支援で15ポイント、メールで5ポイントといったものが決定されています。

支援は、このポイントが180ポイントになるまでつづけてもらいます。

そして、設定した行動目標が達成できたかどうか、生活習慣の改善ができたか、そして身体的にメタボリックシンドロームが改善されたかなど6ヶ月たったら確認をします。


さまざまな支援や指導によってメタボリックシンドロームは改善されていきます。
  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月08日13:10

メタボ検診その2

メタボ検診に行ったことありますか?

メタボリックシンドローム検診が2008年4月からスタートしました。

この検診は、全国の市町村で導入され、40歳から74歳の保険加入者が対象の健康診断です。

メタボリックシンドロームだとこの健康診断で診断された場合には、専門家(医師、保健師、管理栄養士など)による「特定保険指導」が行われます。

この健康診断の目的というのは、重篤な病気にかかる前に病気になりそうな人を早期発見して指導するということなんです。

今までの生活習慣をメタボリックシンドローム検診で出た結果を元にして見直し、これからの生活を一緒に見直していこうというものです。

今後の行動目標を初回の面接から考えます。

生活習慣を変えるというのはなかなか難しいことですが、対象者自身が指導によって具体的な目標を立てられるように支援していきます。

保健指導の実務経験のある看護師もメタボリックシンドロームの保健指導を行うことが2012年度末までにはできるようになります。

「動機付け支援」というのは、メタボリックシンドローム予備軍と診断された人を対象に行われます。

メタボリックシンドロームの知識や対象者に及ぼす影響などを理解するため個人またはグループで行います。

次に、食事、運動などによる具体的な改善指導をしていくとともに生活習慣を変えるメリットとデメリットを明確にしていきます。

必要な社会資源の紹介をしながら行動目標に有効に近づけるようにサポートしていきます。

そして行動計画表を対象者と一緒に作成します。


「特定保険指導」「動機付け支援」は、きちんと考えられているサポート内容なので安心ですね。
  


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月07日04:05