メタボ検診に行ったことありますか?
メタボリックシンドローム検診が2008年4月からスタートしました。
この検診は、全国の市町村で導入され、40歳から74歳の保険加入者が対象の健康診断です。
メタボリックシンドロームだとこの健康診断で診断された場合には、専門家(医師、保健師、管理栄養士など)による「特定保険指導」が行われます。
この健康診断の目的というのは、重篤な病気にかかる前に病気になりそうな人を早期発見して指導するということなんです。
今までの生活習慣をメタボリックシンドローム検診で出た結果を元にして見直し、これからの生活を一緒に見直していこうというものです。
今後の行動目標を初回の面接から考えます。
生活習慣を変えるというのはなかなか難しいことですが、対象者自身が指導によって具体的な目標を立てられるように支援していきます。
保健指導の実務経験のある看護師もメタボリックシンドロームの保健指導を行うことが2012年度末までにはできるようになります。
「動機付け支援」というのは、メタボリックシンドローム予備軍と診断された人を対象に行われます。
メタボリックシンドロームの知識や対象者に及ぼす影響などを理解するため個人またはグループで行います。
次に、食事、運動などによる具体的な改善指導をしていくとともに生活習慣を変えるメリットとデメリットを明確にしていきます。
必要な社会資源の紹介をしながら行動目標に有効に近づけるようにサポートしていきます。
そして行動計画表を対象者と一緒に作成します。
「特定保険指導」「動機付け支援」は、きちんと考えられているサポート内容なので安心ですね。