内臓肥満という言葉、聞いたことありますか?
内臓肥満がきっかけでメタボリックシンドロームというのはおこります。
「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」という2つのタイプが肥満にはあります。
メタボリックシンドロームというのは、「内蔵脂肪型」の肥満の場合に予備軍もしくはメタボリックシンドロームにかかっているという危険性があります。
中年以降の男性に多いといわれる「内臓脂肪型」の肥満は、下半身よりお腹周りを中心に全体的にぽっちゃりしている体型です。
ウエストがどーんと出ている肥満体型で、ビール腹ともいいます。
また、リンゴ型とも言われています。
この体型というのは、上半身が太っていて、足は細かったりします。
判断は、CTで腹部の断面を見て診察します。
内臓脂肪型肥満というのは、内臓脂肪面積が100平方センチ以上の場合に診断されます。
最近の医学の研究で、特に生活習慣病と関係があることが指摘されているのが、同じ肥満でも内臓の周囲に脂肪が多くついている内臓脂肪型肥満なんです。
生活習慣病というのは、動脈硬化、糖尿病などです。
また、隠れ肥満である人も多いといわれています。
今のところ、これらの生活習慣病だと診断されていなくても、無理なダイエットの反動や運動不足から内臓脂肪が増えるということが原因のためです。
何か症状がでてから気が付くという人もいます。
特にこんな人は要注意です。全身では決して太っていないのに、お腹だけがぽっこり出ている人。
内臓脂肪の特徴というのは、付きやすく、落ちやすいということです。
あなたの体型、大丈夫ですか?