メタボと高血圧

高血圧についてお話ししていきます。

メタボリックシンドロームの診断基準のひとつには、「高血圧かどうか」というものがあります。

メタボリックシンドロームというのは、肥満にプラスして高血糖、脂質異常、高血圧、いずれかの症状がある状態なのです。

高血圧というのは、高い血圧が続くことによって血管や臓器に障害が起きる病気です。

心臓が血液を送り出すときにかかる血管内の圧力のことを血圧というのですが、心臓が収縮して血液を送りだすときを最大(収縮期)血圧、心臓が拡張したときを最小(拡張期)血圧とします。

正常血圧とされているのは、収縮期(最大)血圧が130mmHg、拡張期(最小)血圧は85mmHg以上という範囲内であればです。

これ以外の値の場合には、メタボリックシンドロームと診断されるのです。

最も好ましいという値は、120mmHg/80mmHgです。

高血圧というのは自覚症状があまりありません。そのため、気づきにくい厄介な病気なんです。

何も治療しないでいると動脈硬化が進んでしまいその結果、脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる病気になってしまいます。

高血圧の原因というのは1つに断定はできません。

両親からの遺伝もあるとされていますし、日常生活の食事やストレスなども原因の1つになっています。

また、食塩などの塩分の過剰摂取というのも高血圧を引き起こす原因とされています。

日本人は世界でみても高血圧の人が多い国です。その原因は、伝統的に食べ続けている漬物、梅干、魚の干物や塩焼きなど食生活なんです。

メタボリックシンドロームにならないためにも高血圧には特に注意しましょう。


今のあなたの生活習慣でも大丈夫かぜひチェックしてみてください。


Posted by shizuoka2008. at 2008年11月13日21:55

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