生活習慣病としてのメタボ

生活習慣病は、「痛い」とか「辛い」といった自覚症状がほとんどありません。

困ったものです。

「ゆで蛙」の話をご存知かもしれませんが。そんな感じです。
蛙を鍋の中に入れ、ゆでていく。蛙は最初は何も感じない。そのうちなんとなく温かくなったと感じる。やがて気づいたときにはのぼせてしまって、もう動けない。そのままゆで蛙になっていく。


生活習慣病のひとつであるメタボの治療も「自覚症状を緩和すること」ではなくて、この状態を慢性的に持続させた結果発症する「合併症」を予防することがに目標になります。

メタボ、すなわちメタボリックシンドローム(代謝症候群)の場合、一番注意すべきなのは動脈硬化です。その発生・進展を押さえるために脂肪の蓄積に注意するのです。

食事療法てと運動によって摂取カロリーと消費カロリーを適正化することが必要です。すでに高血圧などの症状がある場合には、薬を使って症状を改善したりもします。

毎日の生活の積み重ねからくる生活習慣病、その結果としての動脈硬化などの重大な疾病。今は痛くなくても辛くなくても、痛くなったり、辛くなったりしてからでは遅すぎるので、生活改善に今から常にこころがけましょう。



タグ :生活習慣病


Posted by shizuoka2008. at 2009年08月19日11:53




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